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「背くらべ」ビデオ販売中
・・・・富士吉田市役所で一巻1000円・・・・
母と子の美しい愛情の世界を描いた・・・・・大槻義一監督の
松竹映画「背くらべ」を貴方は知っていますか。
知らない方が多いのではないでしょうか。
それもそのはず、この映画は昭和38年製作なんですね。
それをなぜ瑞穂通信で紹介するのか、なんですが
「背くらべ」の放送原稿にこんな一文があります。
「美しい富士山麓を背景に、柱の前で記念の背くらべをしながら、
お互いが助け合い、幸福な日々をおくっている二人の至純な子供と、
その子のためを思う母が綴る愛の抒情詩でございます」
出演は川津祐介、島かおり、音羽信子、常田富士夫など
ご存知の役者さんがずらりそろっています。
しかし、なんといってもすばらしいのは、この映画が「富士山麓」
を舞台にしていることです。
特に家族の住まいは富士吉田市。舞台は宮川近くの下吉田。
東京の南千住から戻る勝田貞夫が降りたのは木造の富士吉田駅
そこから西裏通りを下り、月光寺近くの勝田家へ向かう・・
映画は昭和38年頃の富士吉田市とその周辺の記録映画となっているのです。
上映を見た地元の方々は、作者には申し訳ないが、自分たちの知っている
場所が写るたびに大歓声、まるでお正月に各地から集まった大家族が
昔のアルバムを見て、懐かしい昔話に花を咲かせているようでした。
長くなりましたが、その「背くらべ」がなんとビデオで販売されたのです。
ビデオ化は私も以前から希望をしていたことですが、富士吉田周辺の方がご覧になると
おそらく記念のアルバムの一つになるでしょう。
一巻1000円らしいのですが富士吉田市役所で販売しています。
詳しくは富士吉田市(Tel0555−22−1111)にお問い合わせ下さい。
なお、上映会で上映された映像は一部音が途切れたり画像も荒れて
画質などは必ずしも良いものではありませんでした。
販売されているビデオも現在のものとは比べられないと思いますので
ご了解の上購入する必要があると思います。
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