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夏雲変化2
夏の朝、富士山には全く雲がなかった。陽が昇るに従ってどうしたことか雲が湧いてくる。私の第二のふるさと鳴沢村ではキャベツが最盛期を迎える。ここからの富士山頂は平らではなく、三峰の形をしているが湧き出した雲はその三峰を覆うようにして、やがて裾野に向かって大きくなる。左の写真は富士山の北側から撮影しているので、雲はいつも山頂より左に流れる。偏西風の影響だろうか。キャベツ畑の向こうに樹海と富士が広がる夏は最高の環境だ。
風の所為だろうか、山頂に湧いた雲は時に円盤のようになる。傘雲だ。傘雲は雨の前兆だと言われているが、傘雲にもいろいろあり、必ずしも雨を呼ばないときもある。しかし、どのかさ雲も刻一刻と激しく変化している点は共通している。朝、雲が湧いた山頂を眺めていると雲は本当に激しく変化していて飽きない。どの瞬間の雲も面白い、自然は瞬間芸術家だ。瞬間瞬間に惜しげもなく破壊と創造を繰り返している。写真は富士吉田市立第二小学校グランドだ。雲とは異なるスピードで写真の建物も変化している。中央の白い建物は室内プールだ。右の茶色の建物が教室の棟だが、私の通っていた昭和30年台は木造の校舎と屋外プールがあった。人間も自然の次に破壊と創造を繰り返す芸術家だろうか。
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