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野鳥を見るならここ・・・・いつでも野鳥を身近で観察できる富士北麓のスポット紹介

           東電取水口の冬鳥(富士吉田市寿町)
                 文中「定期調査」は日本野鳥の会富士山麓支部が1月16日に毎年行っている調査です。
                       定期調査地域は河口湖、山中湖、西湖、精進湖、本栖湖、明見湖、上吉田溜池のものです。
                       東電取水口は入っていませんが北麓全体の参考値として引用しています。

ヒドリガモ(オス):富士北麓で良く見ることができるカモですね。今年の野鳥の会の定期調査ではマガモについで二番目に多く(16.5%)観察されています。
キンクロハジロ(オス):このカモも富士北麓では良く飛来します。警戒心が強いのか、いつも遠くにいるので、なかなか鮮明な写真が撮れません。今年の定期調査では16.4%で三番目に多く観察されました。
オオバン:オスメス同じ外観のようです。今年の定期調査で観察されたガンカモ類の合計よりオオバン1種類の方が多く観測されています。警戒心が少ないのか、かなり近くでスイスイ泳いでいます。写真は撮りやすい野鳥です。
私が桂川の東電取水口と呼ぶ場所は富士急行線寿駅の南側、丁度中央高速の西桂バス停と下吉田バス停の中間付近にある桂川をせき止めた人造湖です。
ここはすぐ上流にニジマスだろうか養殖場があり、そこからこぼれ出た魚を目当てに大型で肉食の鳥類がやってきます。
今年はコサギに替わってアオサギが目立ちました。
先日はカワウもいました。

肉食ではないと思いますがガンカモ類も多くいます。このページの写真は全て先月(2009年2月)に撮影したものですが、アオサギはコサギに比べて大型で、飛行もゆったりしているので写真に納まりやすいです。

←アオサギ:昨年まであまり見たことがなかったのですが、今年は多くいました。1月の定期調査では殆ど観察されていません。(河口湖で1羽のみ)

←オオバン:食べるのでしょうか?バンって草食じゃないのでしょうか。ある野鳥図鑑には昆虫も食べるって書いてあるけど、どうでしょうか。










←カワウ:河口湖では近年良く見ることができる野鳥です。糞が桟橋などにへばりついて、あまり歓迎されていませんが、温暖化の影響でしょうか、増えています。定期調査でも100羽以上観察されています。


東電取水口地図(クリックで拡大)

←トビ:ここには通年でたくさん生息しています。タカ類に属するので良く見ると鋭いくちばしをしています。同じ木にたくさんとまっているので黒い花のように見えます。あまりきれいではないですね。水鳥ではないので、周りの電線や木にとまっています。「トンビがくるりと輪を描いた」と歌われているようにいつも何羽かが上空をくるくる飛んでいます。










←アオサギ:飛翔しながら糞をしています。撮影中も上空からの糞で車は白く汚れていました。まさか、ねらってはいないと思うのですが・・・


暑くなったり寒くなったり乱高下の気温が続く冬ですが、撮影した2月は前夜からの雪で前方の山は水墨画の世界でした。(↓)3月15日から桂川のつり解禁になると、野鳥より釣り人のほうが多くなるので、野鳥観察はその前が良いでしょう。桂川の解禁日などの情報は都留漁業協同組合参照
↑頁トップへ        富士北麓−瑞穂通信=富士みずほ通信 http://www.fjsan.net