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  梅雨の合間の貴重な富士
      今年2011年は早い雪解けか

                                                                
今年の6月は20日現在、今のところ「富士山見える度」が4以上の日は6/3日(金)1日だけで、それ以外の19日は見えないか、瞬間的に見えたときがあった程度だった。(富士みずほ通信調べ)
このまま悪天候が続けば、過去10年間で最悪の「富士山見える度」を記録するかもしれない。
「富士山見える度」は故太田氏が考え出した指標で富士山が終日見えた日を5、全く見えなかった日を0、その中間を1、2、3、4と区分するものだ。10年以上前から記録されていたデーターをいただき、私が今継続しているものだ。
私は仕事の都合で住まいの鳴沢と富士吉田市を行き来するのでどこで見えても「見えた」とするので太田氏の記録よりも見えた度合いは高めになっていると思うが、おおよその値と考えていただきたい。(2011年現在はネット上にライブカメラがあり、富士山も24時間観察していて、過去のデーターも閲覧できるようになっている。私が記録しなくてもそのデーターを見ればこと足りるかも知れないが、なんとなく、個人的に続けている。)
さて、今日6/20日の夕方、待望の富士山が顔を出した。それもピンポイントの場所だけだったので富士吉田市内では多分全く見えなかったかも知れない。見えたのは富士河口湖町木立からだった。その写真が左上のものだ。久々の富士山は様変わりしていた。残雪が少ないのだ。農鳥は全く消え去り、大鷲は登り竜に変わっていた。去年の6月25日の写真が左中だが、吉田大沢の残雪が多く、大鷲の尻尾も残っている。昨年はお山開きの7月1日に間に合うように雪かきが行われた。今年も雪かきは必要になるかも知れないが、昨年よりも雪は少なそうだ。
参考までに一昨年6月23日の写真も並べてみた。(左下)これを見るとここ3年で残雪は今年が最も少なそうである。
しかし、皮肉にも「富士山見える度」は今のところ最悪である。今年は暖かい分富士山の周りに沸き立つような雲が多いのかもしれない。
久々に顔を出した富士山(2011年6月20日)
富士河口湖町木立フォレストモールより
昨年2010年6月25日鳴沢から
吉田大沢の残雪が多く、開山に向けて雪かき
一昨年2009年6月23日この年も残雪が多かった
↑頁トップへ        富士北麓−瑞穂通信=富士みずほ通信 http://www.fjsan.net