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 2011年12月上旬
  
厳寒の富士へ
                

           
                                               写真:鳴沢村、大きな傘雲の富士(12/9)
12月に入るとさすがに温暖化でも富士は厳寒の富士になる。
その変化の最中なのか、暖かい空気から冷たい空気に変化するためだろうか、雲の形も色々に変化する。そんな富士山の顔もまた面白い。
ここでは、12月上旬のさまざまな顔の富士山を追ってみた。
最初の写真左は「怪しげな彩雲」である。
富士山上空に薄い雲がかかり、それに真上から太陽光が当たると雲が虹色に輝く。
左の写真では巨大なくらげのような形の雲の向うに太陽がいる。
(富士吉田市上吉田農道公園)
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なんとなく彩雲」
太陽が真上にないと彩雲にはならず、真っ白な雲となってしまう。
左の写真では富士山が右上になり、なんとか彩雲気味になった。
このような雲は西の方から湧くように上ってきて、富士山上空を過ぎると消えていくことが多い。
昼時、カメラを構えていると結構シャッターチャンスがある。
富士山は逆光で真っ黒になってしまうが雲との組み合わせが面白い。
(富士河口湖町船津)
乱れ髪の富士
富士山頂のかさ雲が暴れているのだろうか、それともファッションショーのドレスアップした髪型だろうか。
富士山の雲はさまざまである。

雲ひとつない冬の富士も良いが、このような荒々しい富士も、また魅力的である。
(富士吉田市上吉田農道公園)
大きなかさ雲の富士

このページのタイトルのバックの富士である。
きれいな円盤型のかさ雲である。
長年富士山の写真を撮っているが、振り返って見ると意外ときれいなかさ雲は少ないことに気づいた。
このかさ雲も、すぐに上空に広がっていったような記憶がある。
(鳴沢村大田和)
夕焼け雲
もう少し早ければ、もっと良い色の雲だったと思うが、少し遅ければ、夕焼けでなく灰色の雲になってしまった、ラッキーなシャッターチャンスの夕焼け雲だ。
空の色も、富士山も、夕焼けの雲も目が覚めるようなきれいな色だ。
(富士河口湖町船津)
冬富士
最も代表的な雲一つない純白の富士だ。
雪が降った直後の快晴の朝、空は真っ青で純白な雪化粧の富士は冬富士の代表的な顔である。
こんな日のもう少し早い時間に紅富士が拝めるが、朝暗い内に出かけないと、このように真っ白な富士山となってしまう。
それでも地元ならのどっしりとした富士山である。
寒ければ寒いほど引き締まる富士でもある。
(富士吉田市上吉田演習場付近)
厳冬の富士
12月中旬にもなると鳴沢村では日中でも一桁の気温が続き、太陽が指しても地表の雪がそのまま残っていることがある。
こんな日の深夜は氷点下で、家の中にいても足元から冷えてくる。
今年は、まだ、西風が少ないので、過ごしやすい方かも知れないが、これから2月頃までは寒さとの戦いになる。
しかし、富士山は最も良く姿を見せる季節となるので、楽しみな季節でもある。
(鳴沢村太田和)
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