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富士吉田市明見・富士見町地区の空撮に見る今昔
左は昭和22年の富士吉田市明見(あすみ)地区と富士見町の航空写真です。戦後ですが、明治後期の二万分の一の地図と重ね合わせて見ると、大きくは変化していないことが読み取れます。

一方左下は昭和43年の空撮です。20年間で道路と住宅が大きく増えた様子が分かります。
(下の写真は原本のスキャニングの都合で右下が一部画像が欠けています)

下の写真の左下の白い太い帯状のものは中央高速建設中の場所です。

昭和22年頃は大明見から吉田に出てくるのは太い道もなく、途中に桂川もあり、なかなか大変のようでした。特に女性は家から出る機会も少なく交流が少なかったようです。大明見から下吉田への道は現在の桜通りに小さい古道があったようですが、この写真ではよく分かりません。この写真では大明見の東側(写真では左側が東)に「四つ角」と呼ばれる交差点がありますが、そこから下吉田に通じる通りが出来ているのを読み取れます。

小明見から下吉田への道は現在の愛染を通る道だと思いますが、これも写真ではよく分かりません。

昭和43年は中央自動車道完成予定の年ですが、左下の地図が、完成間近の航空写真です。右下に市役所があるのですが丁度切れてしまっています。昭和通、桜通り、下吉田からNHK前の向原へ向う通り、小明見から下の水に向う通りなどが増えているのがわかります。大明見の北側(写真では下が北)の家並みは桂川まで増加しているのが分かります。(左上から2枚の写真は富士吉田市コミュニティマップから(1988年発行))

左は現在(2003年8月)の富士吉田です。
富士見バイパスがくっきりと写っています。
大明見と小明見の間の背戸山にトンネルが開通し、大明見から向原への道も新しい道ですね。
高度10000mからの写真で130万画素ですので鮮明さは欠けますが昭和の上二つの写真との違いはなんとか分かっていただけるでしょうか。(写真:瑞穂通信)

大明見の今昔
上は明治41年大明見の様子です。右は小明見です。(杉浦非水「富士山スケッチ」より)
下は明治35年頃の大明見です。(富士百図より)

明治から平成にかけた変化の大きさが分かるでしょうか。

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