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富士北麓散策:軌道跡の散策

現在の市販地図には載っていませんが左のような廃軌道跡があります。昔、林業に使っていた馬車軌道跡です。吉田胎内の裏から天神山方向にのびています。

今回もそこを散策しました。

この近くには左のような溶岩樹形が散在しています。

左の溶岩樹形は向こう側が富士山方向で溶岩が盛り上がって、こちら側が溶岩が少なくなっていることが良く分かります。

直径が2m近くの大木跡です。

こちらは道沿いにある横穴です。この穴の周辺全体が盛り上がっていますので、溶岩からのガスでできたものかも知れません。
一歩周辺の樹海に足を踏み入れると深い苔の間に新しい生命が芽吹いていました。

苔は良く見ると珍しいものがたくさんあります。

左は何でしょう。

苔の一種なんでしょうね。学者で無いので気楽ですね。背丈は数cmぐらいです。

こんな耳掻きみたいなものも延びていました。(これは図鑑に似たものがありました。たぶんエダツヤゴケかなーと思いますが、この辺になると名前なんてどーでも良いような気もしてきます。)
ちょっと上を見上げると空木の仲間だと思いますが淡い色の花が咲いていました。(葉の形からオオツクバネウツギだと思います)
地面には背丈5cmぐらいの愛らしい花を見つけました。(ツバメオモト)
次回ぐらいまでに地図もつけてご紹介したいと思います。地図に無い道の散策も新しい発見があり楽しいものです。この夏、あなたも出かけてみませんか。 2002年6月目次へ