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2002年7月
富士山山開き、夏山スタート
上:下山する登山者(7月7日吉田口六合目)
上:早くも大勢が訪れている登山道(五合目から六合目へ向かう登山者)
上:八合目の山小屋
上:吉田口を下山する登山者

上:7月7日富士山は上のような夏肌を見せてくれた。

上の登山者たちの写真は同日の五合目から六合目での様子だ。この日は早朝下のような吊るし雲が発生、富士吉田市の忠霊塔でこの写真を撮り、すぐに五合目に移動した。富士山でも猛烈な風が吹いていた。登山道では小石が雨のように顔にぶつかり、足元からは砂塵が舞った。真夏のような数ではないが、六合目の吉田口とスバルラインへの分岐では、昨日からの登山客が大勢下山していた。昨夜6日はすばらしい天気で、下から山小屋の明かりがきれいに見えていた。夜空に浮かぶ山小屋の明かりは富士北麓の夏の風物詩となっている。この灯が見えると夏を実感する。しかし、登山道での気温は寒く、風も強いので冬山登山同様しっかりした装備をして登る必要がある。立っていると飛ばされそうになる強風と横殴りの小石、山頂までまっすぐの登山道。小石でなく溶岩が落ちてくることも充分考えられる危険な場所でもある。今年の夏が無事故に過ごせるためには登山者の準備も不可欠である。

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