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平成20年(2008年)元旦に

安らぎの年を願い獅子舞奉納

新倉富士浅間神社に新町獅子舞保存会

不ぞろいの除夜の鐘が鳴っているのは、富士吉田市にある月江寺の鐘突き堂からだ。年末から新年にかけて参詣者が自由に鐘を突くことができるので、我が家の孫たちの突く鐘の音もその一つに入っている。
元旦の富士(富士吉田市忠霊塔下から)
平成20年元旦、富士は青空の下その秀麗な容姿を惜しむことなく見せてくれた。日本海側の大雪と対照的にここ富士五湖地方は快晴の元日を迎えた。
富士吉田市北部に位置する新倉富士浅間神社にも大勢の初詣客が訪れている。そんな、浅間神社本殿から笛と太鼓と鉦の音が聞こえてきた。
12年ぐらい前から復活した新町獅子舞保存会のメンバーによる獅子舞奉納が行われていた。

獅子舞は全国で継承されている民族芸能だが、娯楽の多様化で後継者不足となり途絶えているところも多い。新町獅子舞もその一つだったのだろう。12年程前に保存会を発足、新年の獅子舞奉納を復活させたようである。
車、コンビニ、携帯、ネットの便利さだけを優先させた社会に笛、太鼓、鉦の舞は安らぎを取り戻してくれると感じるのは私だけでないだろう。
元旦に忘れかけた人と人との助け合いが当たり前になる安らぎの一年を迎えられるよう、若い世代の舞が続いていた。
新町獅子舞保存会の奉納舞(元旦)
新倉富士浅間神社の初詣
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