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2011年10月 
            
我が家の                   とかげくん
                                                           お昼ねで〜す
                
                  
見つめているとなんともかわいい顔をしているんですよ。         ほんと。
鳴沢村の我が家は林の中です。
自然が豊かと言えば、非常にあこがれの住まいのようですが、良い面ばかりではないのです。
毎年決まった季節にカマドーマ(こおろぎのような形の虫)が大量発生します。そんなときは風呂の中や寝室の布団の中まで入ってきます。
その他足の先から先で5cm以上ありそうな大きなクモ、触ると嫌な臭いを発するカメムシ、ムカデのような虫などなど、最初は実に驚き、大騒ぎしたものです。

しかし、慣れると手で払ったり、クモは窓を開けてそちらに誘導して外に出したり、なんとなく共存できるようになってくるものです。(なかよくとはいきませんが)

そんな中で、室外に良く見かけるのが「とかげ」です。
昭和30年代とか40年代の頃は富士吉田市内の緑ヶ丘でも良く見かけました。しかし、家が増え、消毒が徹底したのか、平成に入ってからは富士吉田市内の市街地では見かけることがなくなりました。
そんな「なつかしい」トカゲが、ここ鳴沢の我が家ではちょろちょろしているのです。
女性たちは嫌がるので、見つけても話題に出しませんが天気の良い日に、縁側や道端の日当たりの良い場所に出てきては甲羅干しをしていると、つい見入ってしまいます。
最初警戒していて、近づくとするするっと生垣の中に隠れてしまいますが、そーっと近づくと、こちらが見えているとは思うのですが、逃げないのです。
そればかりか、うとうととしてきて、まぶたがふさがってしまいます。居眠りしているんですね。きっと。
おなかがぷくぷくして、呼吸しているようです。
もちろん触ると、するっと逃げてしまいます。

先日孫たちに「とかげがいるよ」と話したら、「ぼく捕まえたけど逃がしたよ」と、まったく意に介していませんでした。
懐かしんでいるのは我ばかりです。

あまりにもかわいいので、カメラでパチパチ撮ってしまいました。なんとカメラのシャッター音でも逃げませんでした。

そんな「とかげくん」のいねむりです。たぶん。

体長10cm程度の小さいトカゲです。
天気がいい日にするするっと生垣の奥から縁側の上に出てきます。
かわいいくりくりとした目は鋭ささえあります。
陽射しの強い場所に来ると、立ち止まり、そのままじーーーーっとしてしまいます
なんと、お昼寝です。まぶたが重くなってきました。
目を閉じて熟睡でしょうか。おやすみなさい。・・・・・平和ですね。
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