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富士北麓で五月晴れの下、花と緑を楽しもう |
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「時知らぬ山は富士の嶺いつとてか鹿の子まだらに雪の降るらん」(伊勢物語)と歌われているようなまだら模様の山肌が薄青い空に溶け込んでいる。目を凝らしてよく見ないと、あの大きな富士山を見失いそうだ。 午前中、ダラッと垂れ下がっていた鯉のぼりが、午後、大空に泳ぎ始めた。五月晴れと言うより春霞の一日。富士北麓は花と新緑が真っ盛りだ。 昨年オープンして予想を大幅に上回った入場者の「富士芝桜まつり」は、今年も好調だ。駐車場からのでこぼこ道に一抹の不安を感じるが、会場の芝桜を見たとたん誰もが感嘆の声を上げ、カメラを向ける。2.4ヘクタールに70万株の芝桜は圧巻だ。ピンクと白のじゅうたん。樹海の緑、その先に紺色と白の富士山が青空の下に収まっている。 一方、山中湖花の都公園では、赤と黄色のチューリップが富士に負けじと咲き誇っている。また、忍野村内野では、菜の花が満開だ。観光用ではないと思われるのでほんの一角だけだが鮮やかな黄色は感動的だ。 人工的なコントラストの強い花々と対照的に、自然の木々の新緑は枯れ枝の中からもやもやと湧き上がってくるようで新鮮だ。落葉樹の新芽が、林の中を優しく薄黄緑で包み込んでいる。逆光の中で、この緑は怪しいまでに美しい。花粉もやや治まってマスクなしで晴天を楽しめる機会が増えた。 五月晴れの中、富士北麓は花と緑を自由に組み合わせて楽しむことができる。もちろん鹿の子まだらの富士も、日ごとに変化して飽きない。明日はどんな富士だろうか。五月の晴天に感謝。
山中湖花の都公園(チューリップが楽しめる) 富士芝桜まつり(広大な芝桜を楽しめる) 吉田口登山道(レンゲツツジや新緑がきれい) 東海自然歩道(新緑がきれい) |
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富士の下泳ぐ鯉のぼり(鳴沢村)
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富士芝桜まつり会場からの富士
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チューリップのじゅうたん山中湖花の都公園
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菜の花がいっぱい(忍野村)
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燃えるような新緑(東海自然歩道 本栖湖) | |||||||||||||
山林の中に咲く山野草(ヒトリシズカとニリンソウ(右))
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