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吉田の火祭りの一日 火祭り目次 |
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26日朝、人通りはない。歩道に横たわる松明。夜この松明が道路の真ん中に立てられ火が点けられる。 |
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大松明は地元の企業などが寄進する。 |
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午後5時頃になるとどこからともなく集まった人々で通りはいっぱいになる。各家々の前には薪が背丈以上に積み上げられる。 |
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地元の太鼓の演奏など、色々な催しも行われる。心もお祭り気分。こどもも演奏にあわせて踊り出す。 |
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御輿をかついできた若者によって大松明に火が点けられる。同時に、各家々の前の薪にも火が点けられ、およそ1.5kmが燃え盛る通りと化す。 |
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今年私の友人の家は火も焚かれず、家も閉めたままだった。その父親が今年亡くなった為だ。一家に不幸があった家は26日とススキ祭りの27日両日家を離れる。祭りの火を見てはいけないと言い伝えられているからだ。 |
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上の写真は大正時代頃と思われるが、当時の火祭りの松明だ。通りの中間にある刑部旅館の前から撮影したものだ。火祭りは200年以上続くお祭りだ。始まりは定かでないようである。この祭りのことについて北口本宮富士浅間神社が発行した「鎮火祭」(平成8年発行300円)が詳しい。 吉田では火祭りで夏が終わり、秋に入る。よく見ると上の絵葉書の富士には雪が見える。今日2001年9月2日の富士にはまだ雪はない。しかし、めっきりと回りは涼しくなった。 (上の写真は瑞穂通信所有の絵葉書から) |
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